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社長コラム 社長 岡田學が倉敷化工の「今」と「未來」を語る

第4回 メンタルヘルス

2016年9月21日

倉敷化工株式會社 代表取締役社長 岡田 學

前回の社長コラム(2016年7月22日掲載)で「健康経営」を紹介しました。如何でしたか?今回は健康シリーズ第2弾として「メンタルヘルス」について考えてみましょう。

先般、昔の部下と久しぶりに食事をしたのですが、全く元気がなく、情熱家であった昔の彼の面影がなかったことに驚きました。原因は數年前に起こった家庭問題や仕事でのストレスなど色々あるのですが、これはどう見てもメンタルの被害者だと感じました。また當社では、優秀であった中堅社員が健康問題で病欠しその後メンタルで休業して、未だ回復できていないことに心を痛めています。その時「心が折れる職場(見波利幸氏著)」と言う本を読み、メンタルヘルスは個人の問題である以上に會社?職場の責任でもあると感じた次第です。以下、この本から學んだ「心が折れない職場」作りのポイントを紹介します。

  • 1.「飲み會が少ない職場は危ない」
    飲み會が多い職場は普段からフランクなコミュニケーションが取れており、仲間同士の助け合いも良く行われています。業務では厳格な「報?連?相」を求めるのではなく、本音の話し合いがなされており、仕事以外の會話もできる雰囲気があります。
    そうは言っても、飲み會の回數を増やせば良いわけではなく、要はコミュニケーションの良い職場にどのようにするかが課題ですね。
  • 2.「長時間労働はメンタル不調の直接的な原因ではない」
    長時間労働は、メンタルよりも脳疾患?心疾患の発癥の原因となるので健康上の大きな問題と言えます。一方、メンタル不調は労働時間の長短より「仕事そのものを楽しいと思えるかどうか」に依存しています。よって、仕事の負荷軽減よりも仕事に達成感や満足感を持てるようにする配慮が重要です。
  • 3.「上司の言動が部下の心を折ってしまう」
    「仕事のやらされ感」もメンタルの要因ですが、それ以上に上司の言動が大きな原因になります。特にパワハラ的な叱責は問題外であり、時には「良く頑張ったね」と部下を認めてあげることが大切です。一方、叱ることを怖がるあまり「放任」してしまうのも問題であり、「認める」と「叱る」の両面で部下に寄り添ってあげることが、本當の上司の役割と言えます。

昨年の労働安全衛生法の改正によりストレスチェック制度が導入されていますが、これはメンタルヘルス不調を早期に把握し対応することを狙っています。しかし、ストレスチェックに頼るだけではメンタルヘルスの根本的対応ではないので、我社では、さらに発展させて「メンタル不調になりにくい職場づくり」を目指したいと考えています。

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